こんばんは。Toshiです。
ギターを弾いていて「上手くならないなぁ」と悩む時期ってありますよね。
私はギターを弾き始めて7年ぐらいになりますが、正直一番上達したなと思うが最初に1、2年です。
4年目くらいからは、上達したと実感できた回数がガクッと減ったような気がします。
それはなぜでしょうか。
今日は上達についての定義について私なりの考えを書きたいと思います。
Contents
ギターを始めたばかりは「上達する」
1、2年目は黙っていても上達します。
それはもちろん、0からスタートするからですが、ギターに触れることでギターを弾くに必要な神経系や筋肉が発達するからです。
この時期は目に見えて上手くなるのが分かります。昨日できなかったことが出来るようになるからです。そして物凄く楽しいです笑
例えば、Fコードを押えること1つとっても、初日は指の形がおかしくなりそうな感覚に襲われますが、一晩寝て翌日再チャレンジすると案外押さえられるようになったりするものです。
なかなか押えられない人もコツコツやることで、いつの間にか簡単に押えられるようになります。これはセンスとかの問題ではなく、やればできるようになるものです。
神経系・筋肉系の発達は比較的早いです。
3年目、4年目から感じる「壁」
1年目、2年目ではギターの基礎を学び、いくつも曲をコピーしたりしながらギターの楽しみを肌で感じます。
しかし、3年目、4年目ぐらいから上手くなったと実感することが減ってきてしまう人が多いのではないでしょうか。
ある程度のスキルは身につけ、ある程度の曲は弾けます。
しかし
SYUさんのようなテクニカルかつ泣きのフレーズが弾けない。
ラリー・カールトンのように繊細なチョーキングができない。
などなど
目標とするギタリストと程遠い演奏しかできず、「壁」を感じることが多くなる時期です。
「壁」を感じた時から勝負が始まる
「壁」を感じ、「自分には才能がない」「ギターを弾くのがつまらない」と感じて辞めてしまうのはもったいないです。
私は「壁」を感じた時こそ、自分がどういうギタリストになりたいかを考え直すことが大事だと思っています。
- バンドマンとしてのギタリスト
- セッションギタリスト
- ノージャンルを弾きこなすギタリスト
それぞれ目標があると思います。
「壁」を感じた時は、その壁を越えるためには何が必要かを考える必要があります。
自分の課題を把握することが大事だと考えます。
例えば
- バッキングパターンが少ない
- リズム感がない
- アドリブができない
その課題をクリアするためには、何が必要なのか。
どういう練習をすべきかを考えて練習する必要があります。
そして何よりも自分の演奏を分析できなくては上達できません。
自分を客観的に見て、どんな演奏をしているのかを自分が理解する。その上で良いところ・悪いところを明確にし、良いところを伸ばし、悪いところを改善することが求められます。
ここが1年目、2年目の上達と決定的に違うところですね。
1年目、2年目では教則本や楽曲のコピーをしていればある程度「上達」を実感できるからです。
録音を必ず行う
自分の演奏を客観的に見るには「録音」することが必要です。
私は録音せずに自己満足で練習してきました。
大失敗でした。
録音すると自分の課題が明確になります。
どんな練習でも録音する癖をつけるようにしましょう。
まとめ
「伸び悩み」という段階が誰にでもあります。
「壁」にぶち当たった時こそ、自分がどういうギタリストになりたいかを考えましょう。そして、自分を客観的に捉え、何が必要なのかを考えましょう。
何より、目的を持って練習に取り組むことが大事になります。
録音することを忘れずに自分と向き合って練習していけば、次のステップにいけるはずです。
私も頑張ります。
Toshi
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