こんばんは。Toshiです。
前回はトライアドについて簡単に触れました。↓参照↓
ギターが上手い人はトライアドを上手に操る!”三和音”トライアドを覚えよう!
今日はトライアドの効果的な活用方法をご紹介したいと思います。
この記事を読むことのメリットは以下の通りです。
- トライアドを使った練習方法がわかる
トライアドはギタリストにとっては必須項目と言えますので、お力になれると嬉しいです。
では参りましょう!
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Contents
トライアドとは何か
トライアドとは簡単に言うと、3和音のことです。
ギターを始めたばかりの人が最初に覚えるコードC、G、Am、Fなどありますが、全て3つの音により構成されたトライアドなのです。
ペンタトニックスケールを覚えたり、様々なモードスケールを覚えてもなかなかうまくソロが弾けないと悩むことが誰しもあると思います。
実際、私自身もスケールはたくさん覚えたけど「使い方がわからない」「音を並べるだけ」「メロディアスじゃない」など散々悩みました。
そんな時、解決の方向性を見出してくれたのがトライアドでした。
どのようにトライアドを活用してアドリブ難民、ギターソロ難民から脱却できたかをご紹介したいと思います。
フレーズの最初と最後の音をトライアドにしよう
まず、トライアドを使うことのメリットは「コード感」が出るソロが弾けるようになることです。
Amのコードが鳴っているときに、以前の私はAマイナーペンタを弾いていました。
マイナーペンタの形はよく教則本とかに載ってますよね。こんなやつです。↓
アドリブといえば、マイナーペンタと思っていた時はひたすら形を弾いていました。
ものすごくダサい音の羅列にしかならなくて、「センスがないだなぁ・・・」と落ち込むばかり。
結局、センスの問題じゃありませんでした。
大事なことはコード感を出すこと。それには「いかにトライアドを含めるか」です。
まず意識したいポイントはフレーズの最初と最後をトライアドの音にする点です。
トライアドで始まりトライアドで終わるフレーズを弾いてみましょう!
コード進行の上をトライアドだけでアドリブをする
いろいろなコード進行の上でトライアドだけを使ってアドリブの練習をしましょう。
例えば CーFーGーCというコード進行があったとします。弾いてみます。
C、F、Gのそれぞれのトライアドは以下の構成になっています。
C・・・ド・ミ・ソ
F・・・ファ・ラ・ド
G・・・ソ・シ・レ
各コードの上で、この構成音を使うことで「コード感」が出せるようになります。
トライアドを使うことに慣れるまでは1弦から3弦までの弦を使ってトライアドを弾く練習をすると良いです。
下の写真は1弦から3弦までで作るCのトライアドです。枠の形を覚えてください。
次に同様にFのトライアドです。
枠の形がCの時と同じですよね。枠の並び方は違いますが、トライアドの枠の形は同じ。
それではGも見てみましょう。
いかがですか?トライアドの枠の形は変わりませんよね。
これがメジャートライアドの形です。(1〜3弦の間)
注)マイナーの時は3度の音が半音下がります。
実践
僭越ながら、CーFーGーCのコード進行の上でトライアドを弾いてみました。
ただトライアドをなぞっただけですが、訳も分からずマイナーペンタを上下するよりも「音楽的」なメロディになっているかと思います。
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慣れてきたらテンションを加える
トライアドだけを弾いてるのもいいですが、慣れてきたらテンションの音を加えてみましょう!
トライアド+9th、トライアド+13thなど色々試してみましょう!
実践
先ほどのトライアドに9thの音を足してみました。
なんか、田舎のスーパーで流れてそうな感じになってますが・・・笑
最後のGからCに落ち着く時、「終わったぁー」という感じは出てますよね。
アドリブやギターソロをかっこよく聞かせるためには一音一音の説得力が必要になってきます。
そのためにはソロの音選びにも意味を持たせることが必要です。
ぜひ、トライアドを意識したソロを練習してみてください。
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まとめ
実はメジャーの時に9thと13thの音を加えるだけで、メジャーペンタトニックスケールになります。
トライアド+テンション=スケール
と考えることがとても大切な意識です。
トライアドに慣れてきたら、テンションを所々に入れてみてスケールに結びつけてみましょう。
スケールはトライアドが「骨格」でテンションが「肉」だということがわかると思います。
もちろん、トライアドを習熟するのはとても時間がかかります。
ひたすらフレーズ集のTAB譜と睨めっこするより、何倍も実りのある練習になります。
ぜひ、練習にトライしてみてください!コツコツやることが大事です。
少しでもお役に立てれば幸いです。
Toshi
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