こんにちは!Toshiです!
今回は前回に引き続きキリンジの『エイリアンズ』のコード進行を分析していきたいと思います。
前回はイントロを分析しました。↓
ギターで弾こう!キリンジの『エイリアンズ』のコード進行を分析!-イントロ編-
今回はAメロについてコード進行と分析を行って行こうと思います。
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Contents
Aメロのコード進行
(D#m7)遥か空に (G#m7 A#m7)ボーイング
(D#m7)音もなく (F#7)
(B△7)公団の (A#m7)屋根(Am7)の(G#m7)上
(A#7)どこ(A#7(♭13))へ (D#m7( 9))ゆく (E7(9))
誰かの不機嫌も 寝静まる夜さ バイパスの澄んだ空気と 僕の町(D#7)
(D#7以外はコード進行が同じなので省略します。)
ディグリー表記
Ⅵm7/Ⅱm7 Ⅲm7/
遥か空に/ボーイング
Ⅵm7 Ⅰ7
音もなく
ⅣM7/Ⅲm7/Ⅲ♭m7/Ⅱm7
公団の/屋根/の/上
Ⅲ7 Ⅲ7♭13/Ⅵm7(9) Ⅶ♭(9)
どこ/へ/ゆく
F#7はセカンダリードミナント
音もなく〜♩はD#m7がコードですが、最後にF#7が鳴っています。
これは次にコードであるB△7に行くためのセカンダリードミナントです。
半音ずつ下げるアプローチ
公団の屋根の上〜♩
の 上〜♩ が半音ずつ下がっています。
このように、半音ずつ下げるコードワークもジャズっぽさが出てきます。
クロマチックアプローチといって浮遊感を醸し出す事ができます。
また、A#7♭13はイントロでも出てきましたが、A#オーギュメントの代理コードです。
E7(9)もイントロに登場しています。これはD#m7の半音上に存在する裏コードでしたね。
Aメロ最後の 町〜♩ はD#7と考えていいでしょう。
このD#7はBメロの冒頭のG#m7に向かうセカンダリードミナントです。
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まとめ
今回はAメロのコード進行と分析を行いました。
少しでも参考になれれば嬉しいです。
少し余談になりますが、先日Twitterでツイートしたように、自分が覚えたことや学んだ事を何かしらで書きおろすととても効果的です。
分析をするときも自分でギターを弾きながら音で確認しつつコードワークを勉強していくとめちゃくちゃ力つきますので是非試してみてください。
Bメロとサビのコード進行も今後更新していきたいと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
Toshi
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