ギターで弾こう!キリンジの『エイリアンズ』のコード進行を分析!-Bメロ編-

こんばんは!Toshiです!

今回は、前回、前々回に引き続きエイリアンズのコード進行を分析していきたいと思います。

イントロはこちら↓
ギターで弾こう!キリンジの『エイリアンズ』のコード進行を分析!-イントロ編-

Aメロはこちら↓
ギターで弾こう!キリンジの『エイリアンズ』のコード進行を分析!-Aメロ-

今回はBメロのコード進行とその分析を行います。

スポンサーリンク

Contents

Bメロのコード進行

泣かないでくれダーリン           ほ
G#m7/       A#7(♭13)  C#7(9)/
Ⅱm7/        Ⅲ7(♭13) Ⅴ7(9)/

ら 月明かりが
A#m7/C#m7 D#7(9)
Ⅲm7/Ⅴm7 Ⅵ7(9)

長い夜に
Cm7♭5  /
F7(♭9) F7
Ⅳ#m7♭5/Ⅶ7(♭9) Ⅶ7

寝付けない二人の額を撫でて
A#m7 A7(♭13)/G#m7 A#aug
Ⅲm7 Ⅲ♭7(♭13)/Ⅱm7 Ⅲ7(♭13)

スポンサーリンク

エイリアンズのBメロを分析

トップの音を意識したコード進行

Bメロのコード進行はトップの音を意識していると考えられます。

コード進行をギターで弾いてみたので確認してください。

 

テンションコードがあちこちに散りばめられています。

特に(9)のナインスコードはコードで一番高い音となっています。

トップノート(一番高い音)がコードで一番響くので、ナインスが多いということはトップの動きを大切にしているのかなと想像できます。

Vm7は借用コード

Vm7はミクソリディアンスケールというスケールで作られるダイアトニックコードから借りてきたコードとなります。

まあ、そういう理論的には借用コードとして意味付けられますが、単純にトップの音の流れを考慮した時に、Cm7のマイナー3度の音が都合が良かったのかなとも考えてしまいます。←個人的な解釈

Cm7♭5→F7(♭9)→F7もトップの音に注目

このコード進行も面白いですね。

Cm7♭5はF#メジャーダイアトニックのコードではありません。ノンダイアトニックです。

これもリディアンスケールからの借用コードとなっていますが、前のコードのD#7(♭9)の♭9の音の半音上がCm7♭5の♭5の音になっているので、これも繋がりを意識したワードワークになっているのかなと思います。

Cm7♭5の♭5の音と、F7(♭9)の♭9は同じ音です。そしてF7は♭9の音がなくなるので、必然的に半音下がりますよね。ここもトップの音を意識しているような気がしますね。

まとめ

今回のBメロはコードの解釈が難しいと感じました。

私はこのコード進行を作る時に、メロディから作ったのではないかなと考えます。そしてコードを充てがったのかなと感じますがいかがでしょうか。

理論は無理やりにでも意味付けることは可能なので、解釈に「間違い」はないですが、メロディ→コードという感じがします。

この記事も適宜、改善及び追加をしていきたいと思います。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

Toshi

 

 

 

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です