こんばんは!Toshiです!
今日はチャーチモードの1つ、ドリアンスケールについて解説をしていきたいと思います。
先日、チャーチモードについて説明しました。今回説明するドリアンスケールはチャーチモードの1つなので、モードスケール(チャーチモード)についてご存知ない方はこちらの記事をどうぞ。
【音楽理論】モードとモードスケール(チャーチモード)の違いについて
この記事の記事を読むメリットです。
- ドリアンスケールの構成音を学ぶことができる
- ドリアンスケールの雰囲気を知ることができる
- ドリアンスケールを使った名曲に触れることができる
それではみていきましょう。
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Contents
ドリアンスケールとは
結論から言うとドリアンスケールはメジャースケールの二番目の音をルートにしたスケールのことです。
Cメジャースケールで考えた時、二番目の音はD(レ)です。
D(レ)を基準にレ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ・ド・レという音階が出来上がります。
この音階をDドリアンスケールと呼びます。
それではキーがGの時はどうなるでしょうか。
Gから見て二番目の音はAですよね。
そうすると、Aドリアンスケールというのが作られるわけです。↓
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ドリアンスケールの構成音
ドリアンスケールに限らず、チャーチモードは度数でスケールの構成音を把握することをオススメします。
度数で表記するとこうなります。
実はドリアンスケールって、ナチュラルマイナースケールの6度の音を半音上げただけなんです。
赤字になっているのが、特徴音と呼ばれる音です。
その音があってこそ、そのモードスケールたらしめているのです。
赤字になっている13thですが、これが♭13thだったなら、通常のナチュラルマイナースケールです。
ナチュラルマイナースケールとドリアンスケールの音の違い
ナチュラルマイナースケールとドリアンスケールの違いを比べてみましょう!
2つとも、Aマイナーのコード上でのサンプルです。
これがAマイナースケール
こちらがAドリアンスケールです。
どうですか?六番目の音が違いましたね。
ドリアンスケールの覚え方
まず、チャーチモードはメジャー系かマイナー系で分けてから考えた方がいいです。
ドリアンは3度がマイナーなので、マイナー系に分類できます。
こんな感じで、チャーチモード(モードスケール)はマイナー系なのか、メジャー系なのかを理解しておくと覚えやすいですよ。
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ドリアンスケールを使った名曲
ドリアンフレーズの雰囲気を味わうためにオススメの曲を紹介します。
ジャズギタリストのパットマルティーノ氏の『impression』を聞いてドリアンフレーズの雰囲気を感じ取りましょう!
こんなんじゃ分からない!って方のために宇田さんが解説動画を作ってくれました!
パットマルティーノ以外にもマイルス・デイビスの『so what』などドリアンを使った曲はありますので、ぜひ参考にしてみてください!
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まとめ
今回はドリアンスケールについて解説しました。
今日のまとめです。
- メジャースケールの二番目の音から始めた音階がドリアンスケール
- ドリアンスケールはマイナースケールの6度の音を半音上げたもの
- オススメの名曲、パットマルティーノ『impression』
この記事が少しでもお役に立てると嬉しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
Toshi
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