こんにちは!Toshiです!
今日はジャズギターで欠かせないオルタードスケールについて記事を書きます。
この記事では
「オルタードスケールを使うタイミング」
について説明をしていきます。
また、オルタードスケールをご存知の方でも
「構成音は知っていてもうまく使いこなせない・・・」
と悩みを持っている方もいると思いますので、その悩みの解決の一助になれればなと思います。
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Contents
5度上で使えるオルタードスケールは不安定感MAX

「オルタードスケール」というスケールをご存知でしょうか。
ジャズの演奏では必ずと言っていいほど使われるスケールです。
ジャズの演奏らしくさせる最強のスケールだと考えています。
ジャズギタリストの宇田さんの演奏を聞いてみましょう。
どことなく、怪しげというか不安定で自由な雰囲気があるかと思います。
この独特の雰囲気もオルタードスケールを駆使しているからこそ表現することができます。
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オルタードスケールの構成音

オルタードスケールの構成音は以下の通り
♭5は#11と同じ音です。
コードトーン+テンションと考えた時に5度を表記した方がいいと考えて、♭5で書きました。
まあ正直、どっちでもいいです。(こだわる人はこだわるところです。)
ポイントはR・△3・♭5・m7に♭9、#9、♭13が加わったということです。
♭や#が多く混じっているので頭混乱しそうになるところですが、シンプルに考えたいところ。

この図でポジションを抑えておきましょう。
オルタードスケールは緊張感、不安定感がMAXな音階であることがわかりますね。
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オルタードスケールはドミナント7thの時に使える
オルタードスケールの使い時は
ドミナントモーションをしている時です。
ドミナントモーションってなに?という方はこちらの記事をまず呼んでください。
ドミナントモーションを理解しよう 緊張からの解決
◯7という形。ドミナントセブンスという形です。コードトーンに△3とm7が共存していて、増4度(トライトーン)の距離にあるとものすごく不安定な響きになります。
ドミナントセブンスから4度上に進行することをドミナントモーションと言います。
もっとわかりやすく言うと、V7からⅠ△7への進行。つまり5度からルートに進むことをドミナントモーションと言います。
オルタードスケールは5度上で弾いて、緊張感をめっちゃ高める効果があると言うわけです。
オルタードスケールのちょっと複雑に思える音の構成も、緊張感を最大限に高めるための要素です。
オルタードスケールの使い方のコツ
オルタードスケールの使い方のコツは1つだと思っています。
定番フレーズを1つ覚えること
慣れてきたら、3つくらい覚えてもいいと思います。
定番のフレーズを紹介します。


これは定番中の定番です。笑
聞いたことある方も多いと思います。
C7の時に使えるCオルタードフレーズです。
ポジションは青枠で囲った音を高音から低音へ弾けばOK
まず、このフレーズを覚えてドミナント7th当てはめて練習をしましょう。
1つフレーズを覚えたら徹底的にアレンジをします。
- 音の配列を変えてみる
- 音数を増やしてみる(減らしてみる)
- 色々なリズムを試す
どんどんアレンジをしてください。
これがとっても大事です。
覚えたフレーズを自分のものにしていくことで、底力が付きますから。
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まとめ
今日はオルタードスケールについて記事を書きました。
まとめを書きます。
- オルタードスケールはジャズの演奏に必須
- オルタードスケールは緊張感・不安定感が強いスケール
- 構成音はR・♭9・#9・△3・♭5・♭13・m7
- ドミナントモーションの時に使うことができる
- 1つオルタードフレーズを覚える。その後に自分なりにアレンジをする
以上が今回の内容です。
参考にしていただけると嬉しいです。
さあ、今日も練習を楽しみましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
Toshi
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