ランニングしていてギターの上達に関して考えたことと思ったことがあります。
今回はギターの上達は「考え、理解し、とにかくやってみる」ということが大事というテーマで書きます。
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自分が理解してギターを弾く
ギターが上達する時って、自分が弾きたいメロディやリズム、音の表情やコードワークなどを自分が理解した上で表現できた時ではないでしょうか。
少しわかりづらいので、例を出します。
Amのコードがなっている時、さあアドリブ弾こう!と思ってAマイナーペンタを行ったり来たりしてしまうギタリスト多いですよね。
なんでAマイナーペンタを弾こうと思ったのか・・・そう言われると答えに困ってしまう時があります。
Amコード = Aマイナーペンタトニックスケールでアドリブ
という認識がどこかにあると、自分で考えずに「そう言うもんだ」として弾いてしまう。そうするとつまらないソロになる。
Amの捉え方は様々です。
キーがGの時のⅡmとしてのAmと捉えられるし、キーがF#のⅢmのAmとも捉えられます。
ここら辺がわからないと言う方はこの記事を参照ください。
つまり大事なことは「自分が理解している」と言うことです。
自分が理解していれば自分なりに解釈し、演奏することができます。
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自分なりの工夫を加えること
自分が練習した内容を自分なりに表現することで本質的な理解につながると思っています。
例えばスケールを覚えるにしても、違うキーの時はどういった感じで印象が変化するのかを確認するだけでも深い理解になります。
やってしまいがちなことは左指の運指だけを暗記して終わらせてしまうことです。
運指は繰り返しやることで体に染み込んでいくので練習した気になりやすいです。
特に音のリズムは工夫するに越したことはありませんね。
三連符、ポリリズム、色々な組み合わせが可能です。
スケールを弾く時もリズムを徹底的に変えながら弾くことも、リズムの引き出しを増やすことになるので良いのではないでしょうか。
色々工夫を凝らして練習してみることが、上達に直結すると確信しています。
工夫する術がないという場合は圧倒的なインプット不足か、工夫すると言う「アウトプット」に慣れていないだけです。
リズムを変える工夫は誰でもやりやすい工夫なので、どうしても工夫の仕方がわからない場合は挑戦してみましょう。
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工夫のコツは「とりあえずやってみる」
工夫に正解はありません。
アドリブの練習の時に、1音だけしか弾かないと言うのも工夫です。
ただし注意があります。
それは、「どういう意図で工夫をしたか」です。
自分なりに「どういう考えがあって工夫したのか」を自分自身に説明できるなら、それは理想的な工夫になるでしょう。
避けたいのはギターを持って何も考えずに手癖だけに頼ってしまうことでしょう。どうしても弾いた気持ちになってしまいます。
いつもの自分の演奏とは違う変化を加えることがいい刺激にもなります。
しかし、頭で考えすぎても結局何も弾けなくなってしまいます。
オススメは「とりあえず頭に浮かんだことをやってみる」ことです。
私のパターンですが「Cコードを指板上で見つけられるだけ見つけてみる」というチャレンジをしたことがあり、結果的にCAGEDのフォームがあることを見つけました。その後、並行して勉強していた音楽理論でCAGEDシステムを学んだ時なある種の衝撃でした。そして、その中にトライアドも隠れていることに気がついたのです。
今となれば当たり前のことですが、当初はよくわかっていませんでした。
ここで「点と点が繋がった」気がしたのを今でも覚えています。
とりあえず、やってみることが大切なのです。
これからも一緒に頑張っていきましょう。
Toshi
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