あけましておめでとうございます。Toshiです。
今年もよろしくお願いいたします!
さて、年末にこんなツイートをしました。
ギターって英語学習みたいだなと思いました。
単語でも文法でも「話す」ことで身につきますよね。
新しいフレーズや音使いも教科書どおり覚えるだけじゃなく、自分なりに工夫する事で「あ!そういうことか」ってなるはず。
そしたらいつか、自然と「会話」ができるはず!
— Toshi (@syakaijin_gt) December 26, 2019
「英語が喋れるようになるのと、アドリブがうまくなるの似てるんじゃね?」という事です。
このツイートをした時、私は仕事で外回りをしていました。
数ヶ月前に英語の勉強を始めました。
仕事も車で移動する事が多いので、その際は英語のリスニングをしています。
「英語は聞き取れるのに、喋れないんだよなぁ・・・。」と思っていた時、ふと思いついてとっさにメモしたのが上記のツイートです。
この記事ではこのツイートの深掘りとして英会話とギターの上達の共通点について私なりの見解を書いていきます。
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Contents
英語学習(英会話)を始めて感じた上達におけるギター練習との共通点
英語読めるけど話せないパターン=フレーズたくさん覚えたけどアドリブで活かせないパターン
あなたの英語スキルはどのくらいですか?
私は「読めるけど話せない」という英語力です。
私のようなタイプ、日本に大勢いると考えられます。
なぜなら、インプット中心の「受験英語」によって英語を学習してきたからです。
どんなにたくさん知識をつめこんでも、それを自分の言葉で表現しようとするできない。
ギターでも同じことが言えます。
フレーズやリックをたくさん覚えても、いざアドリブになった時に出てこない。
教則本を一通りこなしても、身についた感覚がしない事ありますよね。
もう一度、そのページに戻って例題フレーズを見ると不思議とスラスラ弾く事ができます。笑
いくら英語の例文を覚えても、街中でネイティブから話かけられたらテンパって言葉が出てきません。
非常に似た関係ですよね。
私は道具を使い慣れていないからだと考えています。
英単語・英文法という道具。スケールや音楽理論という道具。
いくらハイテクなデバイスを手に入れても使い方がわからないと意味がありません。
そして、一度使い方を教えてもらったからと言って、すぐ使えるようにはなりません。
道具になれる事こそ必要ですからね。
道具は使ってなんぼ。
そう考えると日々の練習から道具を使っていく必要があると考えます。
自然とアウトプットする仕組みを作る
さて、英語を話すことは私にとってとても難しいことです。
英語を話すということは、単語の意味、文法、リズム、アクセントなどを知っている事が大前提になるからです。
「え?まじ無理じゃね?何年経っても喋れるようにならないわ」
と感じました。
しかし、数ヶ月経つと案外喋れるようになるものです。とはいえ、喋れると言ってもたかが知れていますが。笑
それでも私にとっては大きな進歩です。
私は英会話スキルを身につけるために1つ覚えたことを何度もアウトプットする仕組みを意識しました。
- 単語を1つ覚える
- その単語を使った例文を見る
- その例文をどんな場面で使うかをイメージしながら喋る
- その例文の単語を違う単語に置き換える
この1から4までをグルグルと回して勉強を進めたら、脳に染み付いた感覚があります。
アウトプットを自動的にする仕組みなので、ただ数多く単語を覚えるよりもより実践的です。
ギターでもそうです。
たくさんのフレーズを覚えこむこと。
たくさんのスケールを覚えること。
これらはあくまでインプットでしかなく、実際に使おうと思ってもなかなかうまくいきません。
さっきの英語のサイクルを当てはめて考えてみます。
- スケールを覚える
- そのスケールを使ったフレーズを弾いてみる
- 三拍子やシャッフルなど様々なグルーヴで弾いてみる
- CAGEDのそれぞれのポジションで覚えたスケールとフレーズを弾いてみる
かなりアウトプット型の練習に変わりましたね。
どんどん道具を使うことになるので、自然と道具の使い方に慣れる仕組みです。
人間どうしても「復習」を怠りがちです。意識が高いと、どんどん先に進みたい気持ちが強くなってしまうからです。
「いつまでもこんなとこで立ち止まってられないぜ!」と鼻息を荒くしながら、毎日1ページずつ教則本を進めていた時期もあります。
結果、習得した道具を使いこなせていません。
でも、このアウトプット型の練習を継続することで、自分の頭をフル回転させることになります。
かなり疲れますが、非常に中身の濃い練習になりますよ。
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詰め込み過ぎずに自分の中にあるものを出していく
インプットは絶対的に必要
もちろん、インプットは絶対的に必要です。
インプットの絶対量がなければ、そもそもアウトプットはできません。
音楽理論でいうとダイアトニックコードやメジャーマイナーなどの基礎スケールは絶対に覚えておきたいものです。
しかし、ある程度のインプット量がある人はどんどん外に出していきましょう。
上記の基礎的な知識があれば、その都度インプットしてアウトプットするということを繰り返していくことの方が重要だと考えます。
フレーズもそうです。
すでに覚えているものピックアップして、それを他のポジションやリズムで弾いてみましょう。
ルーパーがあれば、バッキングを録音してその上で弾く事ができますね。
ソロだけじゃなく、伴奏の練習にもなるわけです。
工夫できる能力は素晴らしい
最近感じることですが、「自分で練習を考えて実践できるギタリストはめっちゃ上手くなる」ということです。
私自身が全然未熟なので毎日が修行ですが、練習を考える事ができるのは、自分に必要な要素を理解している証拠だと思っています。
人から「ああした方がいい」「こうした方がいい」と言われて練習するのは「楽」です。考えなくていいわけですからね。
もちろん、素直に言われたポイントを練習することは大事です。客観視できない段階であれば、わかる人に弱点を教えてもらった方が苦手の克服にはなるでしょう。
ただし、言われた練習をこなすのは「初心者」の段階までかなと思います。
基本的な奏法は体が覚え、ダイアトニックコードなど基本的な音楽理論は頭に入り、コピーも何曲もしてきたというレベルから、もっと上手くなりたいと考えるのであえば、自分で工夫する事が重要です。
YouTubeを見れば、驚くほどうまいギター講師の方が動画をアップしてくれています。
その動画から得たアイデアを自分の練習にいかに落とし込むかを意識して練習する事が上達に繋がるでしょう。
とは言え、なかなか工夫するのは難しいですよね。笑
工夫をしようと自分の培ってきたものをフル回転させ、なかなか開かない「自分の引き出し」を開かせようとすることが大事です。
上手く開いたらその道具を使えばいいのですから。
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まとめ
いかがでしょうか。
英語を勉強していて気付いた上達の共通点でした。
まとめるとアウトプットする仕組み作りです。
この記事があなたのギター練習にとって何かしらのプラスになる事ができたら嬉しいです。
新年、気持ちも新たに頭使って練習していこうと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
Toshi
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